かくとは日記

毎日の日常をきりとってかいたもの

偶然の出会い

今日は、昨年のシーズンから食べ逃して
心待ちにしていた、
宮崎県産のマンゴーパフェを
フルーツパーラーに食べに行く日。

久々のお出かけ。
久々の晴れの天気。
久々にお気に入りのお洋服を選んで、
本で学んだメイクできれいに身支度し、
るんっと家を出た。


久々のバス。待ち時間。
久々の座席。
換気のため開けられた窓からの風。
すべてが長らくおあずけだったもの。


久々のウィンドーショッピング。
ここで、心に残ったのが
洋服屋さんでのお店の方とのやりとり。

欲しいなと思っていた服を探すため、
お店をはしごして、友人と待ちあわせ
までの時間を潰していた。
見るだけと思っていたところ、
お店の方に声をかけられ
つい「ラップスカート」はありますか?
と返答。

お店の奥に商品を探しに行ってしまい
その後もお洋服の説明を受けては、
待ちあわせまでの時間がないことを
いつ言い出そうか躊躇していた。

その間、その方はラップスカートが
分からなかったから調べましたよ、
お客様よくスカートの種類をご存知ですね。
や、
先日違う店舗の同僚と食事に行った際
その同僚が履いていたスカートがきれい
だった、ととてもきさくで
具体的な説明と提案をしてくれた。

こんな話はなかなか聞いたことがない。
親しみを抱いてしまい、
話を聞いてしまった。
でも、とうとうまた在庫を見に行って
くれそうになったから
「今日は時間がなくて」と申し訳ない
気持ちを告白した。


もう少し話が聞きたかったし、
親しくなりたかったがゆえに
言い出しにくかったけれど、
意外にも、あっさりと
「そうなんですね。
 こちらこそ申し訳です。」と
答えてくれた。

その返答がとても心地よく、
何も悪い気分にならず、
すごいなあと思わないわけには
いかなかった。

また是非彼女の接客を受けたいと
思ったので、また後日来ますという
ことを伝えて足早に去った。




マンゴーはとても美味しかった。
ばつぐんに甘くて
柔らかくてジューシーで、
待ちにまった分、喜びもひとしおだった。

お昼ごはんのフォーも、
鶏のダシが優しく出ていて、
でもうまみも丁度良くしみ出ていて、
爽やかなレモンの風味で
あっさりとしていて、
とても美味しかった。


でも、今日は洋服屋さんとの
やりとりが心に残った。
なぜだろう?


初めての出会いや、
思いがけない出会い。
予想していなかった出来事が
もしかするとインパクトを
濃く残すのかもしれない。


約束通りや、
シナリオ通り、
そういった流れは私が個人的に
得意なものと思っていて、
いつも計画を立ててそれ通りに
実行するのが好きだけど、


偶然や
必然の出会いも
悪くないね。



PS.それだけ、マンゴーが
  影を潜めたのは
  正直悔しいけどね。

明と暗


私は暑くなった6.7.8月くらいは
お風呂上がりに、ベランダに出て
体温を落ち着かせるように涼む
のが好きだ。


風通しがいいのもあって、
なかなか気持ちの良い瞬間だ。
なぜ気持ちが良いんだろう?


暗闇の中、世界の中、今この瞬間
誰もいない海を眺めている
そんな自由な気持ちになる。
一つも孤独には感じない。
なぜなら、家の明かりがたくさんあるし
隣のマンションから子供たちの
楽しそうな声や生活音が聞こえるから
かもしれない。


昼間、そこには人が沢山やってくる。
車も自転車も、子も、親も
老若男女の人生が入り交じる。
その風景をベランダという展望台から
眺めるのが面白い。

時々、車のクラクションが
鳴り止まなかったり
駐車の練習をする人がいしり、
ダンスをしたり、
おもいおもいに過ごす、
これもまた自由な空間が広がっている。


たまに、こちらからも見えてる
ということは
あちらからも見えてるのだと
変なことを想像したり。


それが夜になると
しーんと音を立てず
ただ広がる空間があり
なんともコントラストな光景だ。


今気付いたら、これは日記でも
なんでもないんじゃない?


私は日記という建前で
色々な考えや思ったことを
自由にかきつづります。


みなさん、どうか
この自由な航海士に付いてきてください。

フライデーな日

昨日とは打って変わって、
切り取らなくともインパクトの大きな
ことがたくさんな1日でした。
やはり、フライデーは良いですね。


今日は約1年半以上ぶりに、
仕事で外出をしました。
久々にタクシーに乗って、先方の元へ。
古民家をリノベーションした
ワークスペースで、
webサイトリニューアルのための
ワークショップでした。


いきなり仕事の話になり、
タイトルから予想される内容とは
ほど遠いかもしれませんがご了承ください。


ワークショップって久々にしたなあ。
こんなに多くの人と話をしたのは
いつぶりだろうという感じでした。

そして、なんと言っても良かったのが
「風」。
開いた窓からすーーっと吹き抜ける
心地の良い風。でも6月の梅雨時。
じめじめするかと思いきやさらっと
爽やかな風でした。これを味わえるのは
期間限定ですよね。貴重な体験でした。


そして、これはオフィスの中では
感じられない醍醐味ですよね。
別に空の下ということでも
なかったのですが、
時折、そんな爽やかな風を浴びることで
リフレッシュしながらだったので 
会話もはかどりましたね。


"気が良い"状態って、
風通しが良くて、滞りのない空気が
循環するって聞いたことがありますが
そんな感じでしたね。
でも多分、窓1つではそうならない。
窓が2つ開いていたからそうなりました。
窓が2つあってよかったな。


古民家をリノベーションした
建物でしたから、
網戸もなく、木造建築で、たたみで。 
おばあちゃんの家に行ったみたいな
懐かしい感覚でした。



多くの人と議論するとき、
「まずは、相手の意見を受け止める。
 それから自分の意見を述べる。」
こんな話のコツを聞いたことがあります。

これって案外難しくて、
話す時、私はどうしても
考えながらになってしまうので
イデアを落ち着けて、整理して
きちんと伝えたいってしていると
相手の意見を認める
という行為を忘れてしまいます。

人は話し方が9割、という書籍も
ありますが、本当にこれ実践が難しいです。
分かっていても。
どうすればできるようになるんだろう?
意識と実践、習慣付けですよね。
苦手なこともそれなりにできるように
ならないと、とも思いますが
うーん。。



その点、「書く」という行為は
書いた後に見直しができたり、
考えを整理してから
アウトプットできるので
私には相性のいい伝達方法だと
改めて感じます。


やっぱり会話で発信するのはちょっと
難しいな。書くのは結構好きなんだけど。
好きなものを極めてもいいですよね。


最近、特に書くことにハマっていて。
SNSのコメント欄に1日1回はコメント
しちゃいます。しかも長文で。
それくらい想いが溢れるという
ことなんですが、
やっぱり返信がくると嬉しいですね。


書くことも、やっぱり
コミュニケーションの方法なんだと
実感します。
今は、心のこもった文字や、表現
に惹かれてしまいます。
その人の性格や考え方や、想いが詰まった
言葉尻が気になります。
言葉で通じ合えるって素敵ですよね。
離れていても、文字はどこまでも
通じるんじゃないかとまで思う。


それでもやはり、
一人ではできないということを
大切にしたいです。
相手がいるから話ができるし、
相手がいるから文字も返ってくるし。
良い気を作るにも、
窓は2つあったほうがいいし。



私もいつか、誰かをほっとさせたり
勇気が出たり、肩の荷が下りるような
言葉で何かを書きたい。



そんな想いが
強くなった金曜日でした。

もやしのうまさってもんは。

今日も在宅ワーク
週3日の在宅ワーク最終日。

日々の何気ないことを
切り取って日記に綴ろうと志して3日目。

(思っていたよりすぐに)
切りとるものが見当たらないほど
何もない日だった。


何を書こうかと思うべきではないのだけど、
考えないと書けないので、
夕食で美味しいと思った「もやし」という
食材の魅力について書こうと思う。


そもそももやしって、何?
と思ったことありませんか?
私は何度もあります。
もやしの栄養って何があるのか、
もやしの旨味や甘みはどこから
くるものなのか。。。


元々何かにつけて
気になることが多い性格で、
なんで?なぜ?どうして?と
考える癖がある。時々考えすぎて
眠れなくなることもあるくらい、
無意識に何かを考えてしまうから
気付けば、さっきまであんなに感動していた
もやしについて、つい忘れてしまう。


だから、今日はもやしのことを
明確に考えて、調べてみて、
書こうと思う。



まず、もやしって何?
ウィキペディアによると、
もやしはそもそも
「モヤシ」と記載されている。


"モヤシとは、主に穀類や豆類の種子を人為的に発芽させた新芽。ただし、単に発芽させたものでなく、暗所で発芽させ、徒長軟化させたものである。"
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%A4%E3%82%B7


モヤシは、新芽らしい。
人為的なんだ。
小学生の頃、
発芽実験をしたのを思い出した。
あれも、暗所で人為的に育てた記憶がある。


栄養価はもう何がなんやら分からないほどの
種類の栄養素が0.00〇〇g程度
100g中に含まれていて、
糖類が4.13gと最も多くを占めている。
ふ~ん、だから甘いのかな。


そしてなんと、
100g中90.4gが水。
水!ほとんど水!
水に対して私は
たいそう感激していたらしい。


でも、本当に何にでも合う。
味噌汁に入れると甘くてうまい出汁が出てくるし、しゃきっとしてぽりぽりして食感が
新鮮だし。豚キムチにも、野菜炒めにも
ナムルもなんでも作れる。


ほんとに何にでも入れたくなる。
しかも安い。
なんなんだこの、新芽は。
元は豆からできているとなると
なんとなく、
身体にいいものを食べている気分にもなる。
いいじゃん。もやし。
やるなあ、もやし。


あぁ。もやし。
ほんと、素敵なたべもの。
ありがとう。日記になってくれて。

マンゴー

今日家族以外の人とはじめて
話したのは、12時過ぎ。

在宅ワーク生活にようやく慣れてきて、
電車に乗らなかったり、
お化粧しなかったり、
早く起きなくて済むから朝ごはんもゆっくり
食べられたり、そんなメリットには感謝
してもしきれない。

でも、反対に人と話す機会がすごく減って
寂しくなったり、
会社みたいに人に見られないから
ぼーっと怠けたり、集中できなかったり、
つい甘いものを食べすぎちゃったり、
良くない部分も意外と多い。


そんな中、私は今週末
久々にお昼ごはんを外で食べる予定を
作ったのでその予約をするために
お店に電話。

…かけてからコールが鳴ってから
ふと我に返り、
お昼の予約を12時にするって
ちょっと迷惑かもと不安になったので、
「お忙しいところ、申し訳ないのですが」
とことばを添えて予約したい旨を伝えた。

すると、予想外にお店の人が明るい声で
答えてくれたので少しホッとした。
それと同時に、今の飲食店は、
お昼ど真ん中の時間帯でも
忙しくないのかな…と
少し心配に感じたけれど、
埋まらないランチの予約を私がしたことで
お店の人も安心してくれたのかなと、
その"さくっとした軽い"声色で感じられた。

お昼ごはんを外で食べる行為1つでも
以前と今とでは意味合いが全然異なって、
予約することさえ勇気のいることだけど、
こうして在宅の中で機会の減った人との会話ができて、心が明るくなって悪くないと思った。



私の仲の良い友人は6月生まれが多く、
これは私が天秤座だから相性がいい
のだと信じているけど、
その仲の良い友人の1人に
「マンゴー」がいる。

数年前、悩んでいて心も体調も良くない時、
宮崎県産の甘くて色の濃い
マンゴーが乗ったパフェを食べて
元気になった頃から、
夏になるとマンゴーを食べたい欲が
高まるみたいだ。

昨年は外食も控えていたので
マンゴーの存在を忘れていて、
気付いた時にはもうシーズンは
終わっていて、
宮崎県産のマンゴーは食べられなかった。

だから今年はやりたいことリストの
上の方にマンゴーパフェを食べると
強く意気込んで書いていた。



この時期に私がマンゴーを
食べたがっていることを、
母はよく知っている。
昨年、甘いマンゴーが食べられなかった
代わりに悔し紛れによく食べた、
白くまのかき氷の上にアイスや
果物の乗った、カップのアイスを昨日
買ってきてくれた。

マンゴーのやつ買ってきたよ!
と嬉しそうに話していたので
私は今日食べようと、
とても楽しみにしていて、
おかげでお仕事も集中してがんばれた。

そうしてようやく仕事が一段落ついて
マンゴーのアイスを食べようと
冷凍庫を開けた時、目に見えたのが
なんと、赤いマークの中に入った
"いちご"の文字だった。

「まただ!やってくれた」


つい2週間前、同じようにマンゴー買ってきたよと買って来てくれたのが
まさしくそのいちごのカップで、
その時もこれマンゴーじゃない…と
仕方なく食べたところだった。


昨日母が頼んだ宝くじを買うのを忘れた私に
連絡したのと同じように、
私も「ぴえん」と涙を流すキャラクターの
スタンプを送りつけた。
マンゴー楽しみだったのに。
でも、母と同じくぴえんという
ちょっとだけ深い悲しい感情が味わえて、
なんだか嬉しかった。



今週末、ついに宮崎県産のマンゴーパフェを
食べに行く。今年は食べに行くと決めていた。
売り切れるとだめだから、
予約も済ませた。
あとは行くだけ、とっても楽しみだ。


昨年末申し込んだふるさと納税
返納品である宮崎県産のマンゴーは、
まだ来ていない。
不作で納期が遅れてる。


7月でもいいから、
絶対きてね、マンゴー。

はじめの日記

今日は1年のうちの3日だけある
一粒万倍日。

何かを始めるのに良い日
なので、前からやりたいと思っていた
「書くこと」を今日からはじめます。

これから1年を目標に。
おめでとう、私の日記の誕生日。



今日は一粒万倍日だから宝くじ買ってきて
と連絡をくれた母に感謝。
気付いたのが遅くて、
宝くじを買えなかったことを伝えると
「ぴえん」と年がいもないスタンプが返ってきて、思わずくすっと笑ってしまった。

今週はなかなか笑うことが少なかったから
それも良かった。まだ火曜日だけど。


なぜ今日なんだろう。
書きたいと思ったのは。
それは、韓国人のイ・ランさんがTwitter
翻訳機と共同で書いた日記というのが
すごく心地よかったからだと思う。
http://s-scrap.com/5401


イ・ランさんは日本語は少し話せるけど
日本語で書くことはできないらしい。
書けないことが嘘みたいにするする読めたのが
なんとも興味深く、
イデアも面白かった。

なんと言っても内容が日常的で
ありふれたものだったけど、
それが逆にナチュラルで良くて、
彼女の彼女が書く1日を読めて、
触れられて、なせが嬉しかった。
気づけば私も何か書きたいと思ったと
彼女の投稿に返信してた。


さいきんは、何の特別感もない
まいにちや、日常がものすごく
心地良い。



さあ、これから
私の日常を毎日書くのがすごく楽しみ。
これからよろしくね、私の日記。