かくとは日記

毎日の日常をきりとってかいたもの

シャーベットな空


このところ、気候が安定しない日が
続いている。
去年ひどい天災、大きな被害の元となった
思い出したくない記憶を蘇らせる、
"大雨"という言葉を良く耳にする。


今日も突然雨が降ってきた。
タイミングよく最終目的地である
本屋さんに滑り込んだ後、しばらく雨宿り。
カフェが併設されている本屋さんは
人が多い。雨だとなおのこと多い。
人が多い場所は息がしずらいように感じて
あまり好きではない。圧迫感がある。


私は本屋さんが好きで、
よく仕事終わりは近くの本屋さんで
立ち読みしたりするのだが
今日は座ってゆっくりと読みたい本を
読みたかった。それが、そのはずだったが
この夏の季節にやってくるセールに
目を取られ、本屋さんに行く時間が
大幅に遅れた。そのため当然席はなかった。

ゆったりする目的で訪れた本屋さんで
席がいつ空くか見計らったり、
空いたからとさっと席を確保するのも
得意ではない。


人が多いうえに空き席がなく、
読みたい本もなかったので、しばらくして
雨が止んだ後、本屋さんを出て
帰りのバス停まで歩いた。


雨が上がりの後の空は絵に描いたような、
爽やかで明るくて光が差して大きくて。
まばゆい白い、空がもくもく。

なんだかふんわりと宙に浮きそうな
空気感。雨上がりの天気が本当に
好き。だから雨が憎くても憎みきれない。


雨の日=本屋さんで読書+雨上がりの
空を楽しむ日にしよう。