かくとは日記

毎日の日常をきりとってかいたもの

雨の日の正しい(楽しい)歩き方

雨の日は、雨の水で濡れてしまうのが
嫌で家から一歩も出たくない。
湿気で髪の毛も広がるし、
ムシムシして汗ばむし、良いことはない。

でも今日、ちょっとだけ良いことを
思いついた。それは、歩く際にいかに
濡れないようにするかどうか。
大事なのは、傘の持ち方。


私が最も水に触れたくないのは、
靴と足。腕や背中は最悪濡れてもいいけど、
靴は避けたい。濡れた足で靴を履いたまま、
クーラーのきいた部屋で座って
仕事をするのはほんとうに気持ちが悪い。
身体は涼しいのに、足が蒸れたり湿ったり、
集中できないし、足元から冷えるのが
耐えられない。

かといって替えの靴下を持っていき、
会社に着いたあと履き替えて、濡れた
靴下を袋に入れて持ち帰るのも
なんともいえず、気持ち悪い。


どうすれば濡れないか、考えた末、
家を出る直前で思いついたのが、
傘を前に出しつつ前傾させて携えること。
正面から見ると、傘の裏面が自分の方に
向くように傘を持つ。
前から雨が降っている時に差すような
形。地面と水平に持ってしまうと、
足が前に出たときに濡れてしまうのを
防ぐことができるみたい。
なかなか、良い具合に濡れずに済んだ。


あと、雨の日だからこそ
雨の粒を見るのも楽しいかもしれない。
そのためには、柄の傘ではなく、
ビニールの傘を持つ。透明なので雨の動きが
見られるし、空の様子も見える。
もしかしたら、晴れて空の色が青に
なってきたり、光が差してきたとき、
その変化が見えるかもしれない。
これも、雨の日に気分良くすごす
1つの方法だと発見した。


嫌なもののなかにも、何か新しい
視点を持って見てみると
それまで気づかなかった魅力や
素敵な部分が見つかるかもしれない。
嫌だ嫌だと避けるのではなく、
それを一度自分の中で受け止めて、
工夫をするのもいいかもしれない。


こんなふうに、
なんでも楽しめるといいのにな。
今日は七夕なので、これを願いにしよう。
来年は晴れてね。